妄想お化け☆ぱーとつー
えっちな表現がたまにある、ラノベ系小説を書いています。ノーマルな小説も読んでみたい方は、本館も覗いてみてください。
☆目次☆
●ローファンタジー●
「魔術師よ、私の心に雨を降らせて」
【第1回】 【第2回】 【第3回】 【第4回】 【第5回】 【第6回】
【第7回】 【第8回】 【第9回】 【第10回】 【第11回・最終話】
【あとがきと人物紹介】
●ライトファンタジー●
「赤い果実と月夜のオアシス」
【第1回】 【第2回】 【第3回】 【第4回】 【第5回】 【第6回】
【第7回・最終話】 【あとがきと人物紹介】
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【3】
このオアシスに来てから、どれくらいの時間が経っただろう。数えてないけど、だいたい三ヶ月くらいだろうか。帰れとも言われないし、居心地いいし……何となくここにいる。例の妖怪を倒すのは、もう少し後でいいか。
今日はシアに、見せたいものがあると言われて部屋まで来た。他の子の花摘み作業を手伝ってて、すっかり遅刻してしまったな。
ドアをノックしても、返事が無い。そろーっとドアを開けてみると、シアはそこにはいなかった。さあ、どうしたものか。入れ違いになるのも嫌だし、僕は中で待たせて貰うことにする。
人間大百科。人間男性学入門。簡単お弁当レシピ。彼の心をつかむ、360の術法。
シアは結構、本を読むらしいな。……あ、こんなところにメガネケース発見。でも彼女、メガネなんてかけてなかったよなあ。まあ視力なんて、精霊の加護を受ければ上がるしな。今時メガネもないか。
それにしても、さすがは女の人の部屋。服が死ぬほどある。クローゼットの中には、ドレスが不必要なくらい掛かっていた。
ん? なんか端っこ辺りのドレスが、不自然に盛り上がってるな。後ろに何かがあるらしい。僕は周囲を警戒しながら、クローゼットの中に手を伸ばした。手探りでドレスを掻き分け、クローゼットの板に突き当たる。その少し手前を探ったとき、硬い何かに手が触れた。それを取り出してみる。
ドレスの中から出てきたのは、一冊のスケッチブックだった。何の気もなしに開けてみたんだけど、その内容はかなり衝撃的だ。
僕を描いた絵が、ビッシリとページを埋め尽くしていた。寝ている顔や、談笑している顔。そして僕が、ハーレムの美女とキスしているところ。果てには別の美女と、「接合」している場面まで。一体どうやって、こんなに模写できたんだ?
――ガタッ。
その音に、僕は身を縮こませた。咄嗟にスケッチブックを隠し、僕自身も物陰に隠れる。音がした方向に目をやると、シアの後姿が見えた。とてつもなくデカい物を引き摺って、妙な場所から入ってきている。今まで気がつかなかったけど、あれはどうも隠し部屋らしい。
シアが引き摺っていたのは、男の裸体の彫像だった。彫像の顔は、どうみても僕だ。前にモデルをやったやつ、無事完成したんだな。僕に見せたかったものってこれか。でも像の下半身が、険しくそそり立ってるのはなぜなんだ。
シアはまだ、僕の存在に気づいていないらしい。ため息なんかついて、一人途方に暮れていた。
「雨守さま、遅いなあ」
シアが、ぽつりと呟く。ここで出て行くべきなのはわかってるけど、何となく気まずい。う〜ん。もうちょっとここに、隠れているか。
「今日はもう、来ないのかなあ。雨守さま、花摘みさんのお手伝いをしてたみたいだし」
ご、ごめん。つーか、しっかりバレてんのな。でもちゃんと来たんだよ。都合により、出て行けないだけで。
「どうしたら、相手にしてもらえるのかなあ」
彼女はそう言って、指先を彫像の腹筋に滑らせた。その白い指は、次第に下半身まで下りていく。
「……きれい」
大事な部分で指を止めると、彼女は像の前に両膝を着いた。そして樹脂製のペニスを、その舌で舐め始める。手でしごきながら咥え、舌をうねらせて、ズズズと吸うまでにエスカレートさせた。こういうの、一体どこで習得したんだ……? まさか、 「人間男性学入門」 ?
「雨守さまの、硬くって大きい」
うっとりしながら言うと、彼女はスカートをめくり上げてパンツを脱いだ。そして彫像を横たえると、樹脂のペニスに跨って、彼女の性器をあてがい始める。入れる気だ。
「ずっと、シアの中に入れて欲しかった」
小さな入り口を広げるように、ぐにぐにと樹脂塊を押し当てた。
「一回でいいから、こういう風になりたかったの」
その声は、熱を帯び始めている。そして入り口に入り込ませると、ゆっくりとそれを貫通させていった。
「すきです! っはぁっ……。す、すきなのっ」
完全に奥まで入れ切ると、彫像の肩を両手で掴み、腰を動かし始める。そして愛おしそうな顔をして、彫像に豊満な肉体をこすりつけた。
「……あぁああ……ぁあぁぁっ」
その動きの激しさに、薄い服に包まれていた胸が顕わになる。ぷるんとしたおっぱいが、ぺちっと樹脂の胸板に叩きつけられた。樹脂の身体におっぱいを押し付けて、必死に腰を振って甘える。
「あぅぅん。ぅんんっ」
オナニーとかセックスとか言うより、交尾みたいだ。必死に盛っている。なんか僕も、興奮してきたかも……。
「レインさまっ……レイン!」
これは僕の、下の名前だ。僕とやってるつもりなんだな、完璧に。うーん、早く言ってくれれば良かったのに。
――あ、なんか動作が止まったな。
「まってて。いま、魂……いれてあげるから」
シアはそう言うと、彫像にディープな口づけをした。シアの喉元が、光を放ち始める。そして光る何かが、彫像口から入っていった。その直後、ぎこちなくだけど、彫像が勝手に動き出す。
シアの顔が、期待に輝いた。でも彫像は、その期待を裏切る行動に出る。体を上げると同時に、突然彼女を突き飛ばしたんだ。尻餅をついた彼女は、きょとんとする。
「あれ? なんか変?」
何かの魂が入れられたらしい彫像が、妙な動きをしていた。両手を床に付いて、腰を浮かせて睨んでいる。そしてシアに飛びつくと、その肉体を樹脂の口で擦り始めた。
「え。ちょっ。な、何これ!」
シアは慌てて自分の服を探る。そして袋のようなものを取り出して、紐を解いた。開封と同時に、袋から光が溢れてくる。その内容を見た彼女は、絶望的な顔をした。
「ど、どうしよう。間違って犬の魂をいれちゃった」
ぴんっと張り詰めた蕾と花びらを、彫像……いや「犬」が、その口で擦っている。本来なら舐めまわしたかったところだろうが、何せ「犬」の器は彫像だ。舌など出せるはずもなく、擦るという形になってしまったらしい。
「もしかしてわたし、犬に犯されるの?」
その声は、不安に震えている。そうだと言わんばかりに、「犬」はシアを取り押さえた。そして尻を向けさせ、樹脂棒で穴を探る。棒には充分過ぎるほどの愛液がついていた。
ただ入り口付近を撫でられただけなのに、シアはすでに乱れている。「犬」の動きがそこで止まった。収まるべき箇所を見つけ出したようだ。
「ぁ……その穴は違……」
だが相手は「犬」だ。理性なんて持っていない。膣とは違う穴に、容赦なく樹脂棒はメリ込んでいった。
「ああああぁっ!」
信じられないといった顔で、シアは悲鳴を上げる。そして彼女は、「はっ、はっ」と息を吐いた。こっちの「処女」も、人外の者に奪われてしまったわけだ。つくづく気の毒な人だと、僕は思った。でも彼女は、すぐに自分から腰を動かしていく。やっぱり快感には勝てないらしい。
「あぅあっ。うううっ!」
涙の雫が飛んだ。自分で動かす腰の動きが、一層激しくなっている。「犬」はゴツゴツした樹脂の下腹を、ぷりっとしたお尻にこすりつけた。
「はぁあっ」
興奮してるな。「犬」は喜んだ様子で、しばらく勢いに任せて抜き差しする。我慢できなくなったらしいシアは、膣に自分の指をあてがった。それをクチュクチュさせている。信じられないくらいの愛液が、その白い指を伝ってきていた。「犬」は彼女の快楽を無視して、光沢のある巨大樹脂棒を、ゆっくり引き抜いていく。
「あ……あ……あ……あぁぁぁ」
切なさか、もしくは脱力感か。急に不安な色が混じった表情で喘いだ。でもその声は、決して悪い感じじゃない。むしろ次に襲い来るはずの快楽の波を、期待しているような声だ。
でも「犬」は、その期待には応えなかった。そしておあずけを食らわせている。普段なら、「おあずけ」をされるのは犬のほうだ。だがこの「犬」は、シアをうまく飼い慣らしている。上下関係が、完全に逆転してしまっていた。それもこれも、シアが「犬」に発情しているせいだ。
「お、おねがい。入れて。もう一回、ゴリゴリしてほしいの。大きい樹脂の塊を、わたしのお尻に突き入れてほしいの! ねえ、おねがいだからぁあ!」
涙まで出しておねだりされた「犬」は、そこでやっと腰を動かす。淫らに開いたその穴は、恐ろしいまでにデカい樹脂塊を迎え入れた。
「あはぁっ。うぅん……うぅぅんっ!」
樹脂塊の重圧感が、彼女のお尻を蹂躙する。その圧迫すらも、今の彼女にとっては悦びのようだ。表情を緩ませながら、淫らな笑みをこぼしている。
「あああ。そろそろ彫像から、魂が抜けちゃう。私ももう、これ以上は……」
見ると彫像は、不自然にガタガタ音を立てていた。これが魂の抜ける前兆なのか。
「き、きてぇ、雨守さまぁっ!」
その声と同時に、「犬」は腰を一振りした。その直後、彫像がバランスを崩してシアの上に落ちる。彼女は幸せそうな顔をして、しばらく余韻に浸っていた。
最後は、僕の名前を呼んで果てたな。シアとしては、僕と犬プレイをやってる感覚でいてくれたらしい。ちょっと嬉しい僕だった。
ふと正気に戻ったらしいシアは、彼女の顔にかかった液体に気がつく。
「あれ。何か付いてる……」
そう呟いて、ねばねばした白い液体の感触を、親指と人差し指で確かめだした。
「彫像でも、射精するんだ……。でもどうして、顔にかかってるんだろ」
彼女の疑問はもっともだった。体位からして、顔にかかるのはありえないからね。
――ごめん。それは僕の精液なんだ。だってさっき、「きて」って言ってくれただろ。だからちょっと、頑張ってみたんだよ。
●続く●
このオアシスに来てから、どれくらいの時間が経っただろう。数えてないけど、だいたい三ヶ月くらいだろうか。帰れとも言われないし、居心地いいし……何となくここにいる。例の妖怪を倒すのは、もう少し後でいいか。
今日はシアに、見せたいものがあると言われて部屋まで来た。他の子の花摘み作業を手伝ってて、すっかり遅刻してしまったな。
ドアをノックしても、返事が無い。そろーっとドアを開けてみると、シアはそこにはいなかった。さあ、どうしたものか。入れ違いになるのも嫌だし、僕は中で待たせて貰うことにする。
人間大百科。人間男性学入門。簡単お弁当レシピ。彼の心をつかむ、360の術法。
シアは結構、本を読むらしいな。……あ、こんなところにメガネケース発見。でも彼女、メガネなんてかけてなかったよなあ。まあ視力なんて、精霊の加護を受ければ上がるしな。今時メガネもないか。
それにしても、さすがは女の人の部屋。服が死ぬほどある。クローゼットの中には、ドレスが不必要なくらい掛かっていた。
ん? なんか端っこ辺りのドレスが、不自然に盛り上がってるな。後ろに何かがあるらしい。僕は周囲を警戒しながら、クローゼットの中に手を伸ばした。手探りでドレスを掻き分け、クローゼットの板に突き当たる。その少し手前を探ったとき、硬い何かに手が触れた。それを取り出してみる。
ドレスの中から出てきたのは、一冊のスケッチブックだった。何の気もなしに開けてみたんだけど、その内容はかなり衝撃的だ。
僕を描いた絵が、ビッシリとページを埋め尽くしていた。寝ている顔や、談笑している顔。そして僕が、ハーレムの美女とキスしているところ。果てには別の美女と、「接合」している場面まで。一体どうやって、こんなに模写できたんだ?
――ガタッ。
その音に、僕は身を縮こませた。咄嗟にスケッチブックを隠し、僕自身も物陰に隠れる。音がした方向に目をやると、シアの後姿が見えた。とてつもなくデカい物を引き摺って、妙な場所から入ってきている。今まで気がつかなかったけど、あれはどうも隠し部屋らしい。
シアが引き摺っていたのは、男の裸体の彫像だった。彫像の顔は、どうみても僕だ。前にモデルをやったやつ、無事完成したんだな。僕に見せたかったものってこれか。でも像の下半身が、険しくそそり立ってるのはなぜなんだ。
シアはまだ、僕の存在に気づいていないらしい。ため息なんかついて、一人途方に暮れていた。
「雨守さま、遅いなあ」
シアが、ぽつりと呟く。ここで出て行くべきなのはわかってるけど、何となく気まずい。う〜ん。もうちょっとここに、隠れているか。
「今日はもう、来ないのかなあ。雨守さま、花摘みさんのお手伝いをしてたみたいだし」
ご、ごめん。つーか、しっかりバレてんのな。でもちゃんと来たんだよ。都合により、出て行けないだけで。
「どうしたら、相手にしてもらえるのかなあ」
彼女はそう言って、指先を彫像の腹筋に滑らせた。その白い指は、次第に下半身まで下りていく。
「……きれい」
大事な部分で指を止めると、彼女は像の前に両膝を着いた。そして樹脂製のペニスを、その舌で舐め始める。手でしごきながら咥え、舌をうねらせて、ズズズと吸うまでにエスカレートさせた。こういうの、一体どこで習得したんだ……? まさか、 「人間男性学入門」 ?
「雨守さまの、硬くって大きい」
うっとりしながら言うと、彼女はスカートをめくり上げてパンツを脱いだ。そして彫像を横たえると、樹脂のペニスに跨って、彼女の性器をあてがい始める。入れる気だ。
「ずっと、シアの中に入れて欲しかった」
小さな入り口を広げるように、ぐにぐにと樹脂塊を押し当てた。
「一回でいいから、こういう風になりたかったの」
その声は、熱を帯び始めている。そして入り口に入り込ませると、ゆっくりとそれを貫通させていった。
「すきです! っはぁっ……。す、すきなのっ」
完全に奥まで入れ切ると、彫像の肩を両手で掴み、腰を動かし始める。そして愛おしそうな顔をして、彫像に豊満な肉体をこすりつけた。
「……あぁああ……ぁあぁぁっ」
その動きの激しさに、薄い服に包まれていた胸が顕わになる。ぷるんとしたおっぱいが、ぺちっと樹脂の胸板に叩きつけられた。樹脂の身体におっぱいを押し付けて、必死に腰を振って甘える。
「あぅぅん。ぅんんっ」
オナニーとかセックスとか言うより、交尾みたいだ。必死に盛っている。なんか僕も、興奮してきたかも……。
「レインさまっ……レイン!」
これは僕の、下の名前だ。僕とやってるつもりなんだな、完璧に。うーん、早く言ってくれれば良かったのに。
――あ、なんか動作が止まったな。
「まってて。いま、魂……いれてあげるから」
シアはそう言うと、彫像にディープな口づけをした。シアの喉元が、光を放ち始める。そして光る何かが、彫像口から入っていった。その直後、ぎこちなくだけど、彫像が勝手に動き出す。
シアの顔が、期待に輝いた。でも彫像は、その期待を裏切る行動に出る。体を上げると同時に、突然彼女を突き飛ばしたんだ。尻餅をついた彼女は、きょとんとする。
「あれ? なんか変?」
何かの魂が入れられたらしい彫像が、妙な動きをしていた。両手を床に付いて、腰を浮かせて睨んでいる。そしてシアに飛びつくと、その肉体を樹脂の口で擦り始めた。
「え。ちょっ。な、何これ!」
シアは慌てて自分の服を探る。そして袋のようなものを取り出して、紐を解いた。開封と同時に、袋から光が溢れてくる。その内容を見た彼女は、絶望的な顔をした。
「ど、どうしよう。間違って犬の魂をいれちゃった」
ぴんっと張り詰めた蕾と花びらを、彫像……いや「犬」が、その口で擦っている。本来なら舐めまわしたかったところだろうが、何せ「犬」の器は彫像だ。舌など出せるはずもなく、擦るという形になってしまったらしい。
「もしかしてわたし、犬に犯されるの?」
その声は、不安に震えている。そうだと言わんばかりに、「犬」はシアを取り押さえた。そして尻を向けさせ、樹脂棒で穴を探る。棒には充分過ぎるほどの愛液がついていた。
ただ入り口付近を撫でられただけなのに、シアはすでに乱れている。「犬」の動きがそこで止まった。収まるべき箇所を見つけ出したようだ。
「ぁ……その穴は違……」
だが相手は「犬」だ。理性なんて持っていない。膣とは違う穴に、容赦なく樹脂棒はメリ込んでいった。
「ああああぁっ!」
信じられないといった顔で、シアは悲鳴を上げる。そして彼女は、「はっ、はっ」と息を吐いた。こっちの「処女」も、人外の者に奪われてしまったわけだ。つくづく気の毒な人だと、僕は思った。でも彼女は、すぐに自分から腰を動かしていく。やっぱり快感には勝てないらしい。
「あぅあっ。うううっ!」
涙の雫が飛んだ。自分で動かす腰の動きが、一層激しくなっている。「犬」はゴツゴツした樹脂の下腹を、ぷりっとしたお尻にこすりつけた。
「はぁあっ」
興奮してるな。「犬」は喜んだ様子で、しばらく勢いに任せて抜き差しする。我慢できなくなったらしいシアは、膣に自分の指をあてがった。それをクチュクチュさせている。信じられないくらいの愛液が、その白い指を伝ってきていた。「犬」は彼女の快楽を無視して、光沢のある巨大樹脂棒を、ゆっくり引き抜いていく。
「あ……あ……あ……あぁぁぁ」
切なさか、もしくは脱力感か。急に不安な色が混じった表情で喘いだ。でもその声は、決して悪い感じじゃない。むしろ次に襲い来るはずの快楽の波を、期待しているような声だ。
でも「犬」は、その期待には応えなかった。そしておあずけを食らわせている。普段なら、「おあずけ」をされるのは犬のほうだ。だがこの「犬」は、シアをうまく飼い慣らしている。上下関係が、完全に逆転してしまっていた。それもこれも、シアが「犬」に発情しているせいだ。
「お、おねがい。入れて。もう一回、ゴリゴリしてほしいの。大きい樹脂の塊を、わたしのお尻に突き入れてほしいの! ねえ、おねがいだからぁあ!」
涙まで出しておねだりされた「犬」は、そこでやっと腰を動かす。淫らに開いたその穴は、恐ろしいまでにデカい樹脂塊を迎え入れた。
「あはぁっ。うぅん……うぅぅんっ!」
樹脂塊の重圧感が、彼女のお尻を蹂躙する。その圧迫すらも、今の彼女にとっては悦びのようだ。表情を緩ませながら、淫らな笑みをこぼしている。
「あああ。そろそろ彫像から、魂が抜けちゃう。私ももう、これ以上は……」
見ると彫像は、不自然にガタガタ音を立てていた。これが魂の抜ける前兆なのか。
「き、きてぇ、雨守さまぁっ!」
その声と同時に、「犬」は腰を一振りした。その直後、彫像がバランスを崩してシアの上に落ちる。彼女は幸せそうな顔をして、しばらく余韻に浸っていた。
最後は、僕の名前を呼んで果てたな。シアとしては、僕と犬プレイをやってる感覚でいてくれたらしい。ちょっと嬉しい僕だった。
ふと正気に戻ったらしいシアは、彼女の顔にかかった液体に気がつく。
「あれ。何か付いてる……」
そう呟いて、ねばねばした白い液体の感触を、親指と人差し指で確かめだした。
「彫像でも、射精するんだ……。でもどうして、顔にかかってるんだろ」
彼女の疑問はもっともだった。体位からして、顔にかかるのはありえないからね。
――ごめん。それは僕の精液なんだ。だってさっき、「きて」って言ってくれただろ。だからちょっと、頑張ってみたんだよ。
●続く●
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